健康情報: 黄連解毒湯(おうれんげどくとう) の 効能・効果 と 副作用

2011年12月17日土曜日

黄連解毒湯(おうれんげどくとう) の 効能・効果 と 副作用

漢方診療の實際』 大塚敬節 矢数道明 清水藤太郎共著 南山堂刊
 本方は陽實證の藥方で皆消炎の劑を以て成り立ち、充血を去り,精神の不安を除く効がある。諸熱性病の經過中に用いて、日數を經たる殘餘餘熱を解する。患者は炎症充血による精神不安・煩悶を訴え、尿が赤く、或は諸出血を來し脈は沈んで力があり、心下部が痞えて抵抗がある。
 方中の黄連・黄芩は炎症・充血を去り、心下の痞え不安を治し、梔子・黄柏は消炎に利尿を兼ね、黄連・黄芩に協力する。
 以上の目標に從つて此方は、諸熱性病・喀血・吐血・衂血・下血・腦充血・腦溢血・精神病・血尿・皮膚瘙痒症等に応用される。


『漢方精撰百八方』
94.〔黄連解毒湯〕(おうれんげどくとう)
〔出典〕外台秘要
〔処方〕黄連2.0 黄芩3.0 梔子、黄柏 各2.0
〔目標〕体格はがっしりとして体質が頑丈な人、もしくは体格、体質中ぐらい人がのぼせ気味で、顔色が紅く、脈の緊張がよく、腹部は表面は柔軟であっても底に力があり、次のような症状があるものである。
(1)気分がいらいらし、気持ちが不安で、よく眠れず、胃部がつかえ、腹診すると心下が濡(表面は軟らかく、底の方に抵抗がある)のもの。
(2)上腹部が痛み、心下部一体が膨満して固く張り、押すと圧痛がある。
(3)頭痛、耳鳴、血圧亢進などがある。
(4)吐血、鼻出血、下血、潜出血などの出血があるもの。
 以上のほか、むなぐるしく、手足があつくるしく、或いは黄疸があるなどの点がみられる。
〔かんどころ〕黄連解毒湯の証は、三黄瀉心湯証によく似ているが、その違いは、便秘の傾向のないこととなっている。しかし、時には便秘することもあり、大黄入り黄解丸というのが作られているくらいである。両者の違いは、むしろ、この何ともいいようのない”むなぐるしさ”にある。
 そのほか、顔色の赤みがかっていてのぼせぎみというところも、かんどころである。
〔応用〕諸種の出血(喀血、吐血、衂血、子宮出血、下血、痔出血、脳出血等)、高血圧、不眠症、神経症、精神病、血の道、胃炎、胃潰瘍、胃酸過多症、宿酔、黄疸皮膚病、酒査鼻、肝斑、等
〔治験〕3,4年前、18才ぐらいの少女が母親につれられて来た。
 お腹が痛くて、3日ほど食物を何も食べていないという。また、はじめの夜、少し血を吐いたともいう。体格は中ぐらいで、顔色は余り悪くない。腹診すると、心下部一体がやや膨満しているが、余り固くないので、よほど注意しないと上腹部が緊張していることがわからない。脈も余り特徴がない。
 血を吐くような胃潰瘍があるとはとても思えないので、よく聞いてみると、友人と夜遊びして、洋酒を相当量のんだ翌日から悪くなったと、白状した。黄連解毒湯を与えたところ、2日ほどで痛みが止まり、1週間ほどですっかり治った。病気は急性胃炎であったろう。
山田光胤


漢方薬の実際知識』 東丈夫・村上光太郎著 東洋経済新報社 刊
10 瀉心湯類(しゃしんとうるい)
 瀉心湯類は、黄連(おうれん)、黄芩(おうごん)を主薬とし、心下痞硬(前出、腹診の項参照)および心下痞硬によって起こる各種の疾患を目標に用いられる。

4 黄連解毒湯(おうれんげどくとう)  (外台秘要)
 〔黄芩(おうごん)三、梔子(しし)二、黄連(おうれん)、黄柏(おうばく)各一・五〕
  全身の実熱によって起こる炎症と充血を伴う症状を治す。したがって、胃部が痞え、炎症と充血によって顔面赤く、上衝し、不安焦燥にかられ、心 悸亢進、出血の傾向がある。気分がおちつかずイライラし、のぼせ、不眠などの精神症状などを目標とする。三黄瀉心湯證で、便秘の傾向が弱い。



『《資料》よりよい漢方治療のために 増補改訂版 重要漢方処方解説口訣集』 中日漢方研究会
6.黄連解毒湯(おうれんげどくとう) 外台秘要方

黄連1.5 黄柏1.5 黄芩3.0 梔子2.0

現代漢方治療の指針〉 薬学の友社
 のぼせて胃部がつかえるもの。あるいは軟便で便秘したり,目が充血するもの。
 本方は充血を去り,精神不安を除くから,喀血,吐血には止血と同時に神経症状も消散させる。また本方に配合されている黄連,黄柏は結核菌の化学療法による耐性菌にも有効であるから,本方と小柴胡湯を併用すれば食欲増進作用もあって,肺結核で療養中の者にしばしば著効が得られる。平素あまり強健でない人で2,3日便通がなく,しかも排便すれば軟便であるような場合に適するが,硬便で便秘するものには三黄瀉心湯のほうがよい。本方でも下痢するものには半夏瀉心湯が無難である。本方が高血圧に適応するものには目標欄記載の症状で特に項(うなじ)がこるものによいが,血圧降下作用は一過性であるから,高血圧症の根本治療には柴胡剤と合方すべきである。


漢方処方解説シリーズ〉 今西伊一郎先生
 本方は消炎,止血,鎮静作用が顕著なところから単方または他薬と合方して繁用されている。また本方に配合されているオウレン,オウバクの有効成分ベルベリンは,結核菌の化学療法による耐性菌にも有効であるところから,本方と柴胡剤の合方が補助療法として重宝されている。
(1) 諸出血 本方が適応する出血は比較的に量が多く出血の割に,著しい貧血を認めないもの。
(2) 高血圧,脳充血,脳溢血 目標欄記載の症状があるが,全般的に緩和なものに応用され,特に後頭部から首筋にかけてこりやすく,目が充血するものによい。
(3) 神経症 頭痛,不眠,肩こり,のぼせなどの神経症状を目安に,平素あまり強健でないものに応用する。
(4) ヒフ疾患 本方の消炎,解毒,止痒作用はヒフ疾患に必需的な存在になっている。すなわち小柴胡湯,十味敗毒湯,桂枝茯苓丸,四物湯などと合方して患部や全身瘙痒を訴えるもに投与すると,偉効を奏する。
(5) 二日酔 本方は五苓散とともに二日酔の不快症状を比較的速やかに消失せしめる。特に頭痛を伴うものによいが,五苓散と合方して用いるのもよい。
(6) 打撲症 打撲症および打撲の後遺症に,本方と等量の小麦粉を混和し,卵白か水でねり,患部に貼用する。古くてひどい打撲はチアノーゼが再現して後に治癒する。
(7) 便秘症 間歇的に便秘するが軟便で,下剤をのむと下痢や腹痛を起こすものによい。ひどい便秘で硬便には三黄瀉心湯を応用する。

 注意事項 出血多量で貧血したり,貧血症の諸出血には本方を用いず,芎帰膠艾湯を考える。三黄瀉心湯との鑑別は赤ら顔の卒中体質で硬便や宿便の便秘で本方症状があれば三黄瀉心湯が適応する。


漢方処方応用の実際〉 山田 光胤先生
 体格はがっしりとして体質が頑丈な人,もしくは体句,体質が中ぐらいの人が,のぼせ,上逆感などの上衝の傾向があって瀉心湯(三黄瀉心湯)の証に準じ,しかも便秘の傾向がなく,さらに心煩,心中懊憹,煩熱,あるいは黄疸などがある場合である。


漢方治療の実際〉 大塚 敬節先生
 この方は発病後,日数を経て余熱が内にこもり,舌は乾燥し,時には黒苔を生じ,胸苦しく,口が渇き,悪心,不眠などのあるものに用いる。このさい体の表面にくわっくわっとした浮び出た熱はなく,深く沈んで小さくても力がある。腹にも底力がある。悪風や悪寒のある場合にはこの処方は用いない。


漢方診療の実際〉 大塚,矢数,清水 三先生
 本方は陽実証の薬方で皆消炎の剤を以て成り立ち,充血を去り,精神の不安を除く効がある。諸熱性病の経過中に用いて,日数を経たる残余余熱を解する。患者は炎症充血による精神不安,煩悶を訴え,尿が赤く,或は諸出血を来し脈は沈んで力があり、心下部が痞えて抵抗がある。方中の黄連,黄芩は炎症,充血を去り,心下の痞え不安を治し,梔子,黄柏は消炎に利尿を兼ね.黄連,黄芩に協力する。以上の目標に従って此方は諸熱性病,喀血,吐血,衂血,下血,脳充血,脳溢血,精神病,血尿,皮膚瘙痒症等に応用される。


漢方処方解説〉 矢数 道明先生
 三焦(上中下の三焦)の実熱によって起こる,炎症と充血をともなった諸症を治するのが目標である。小柴胡湯類の半外半裏の熱でもない一種特異の遷延熱を解するものである。実証で腹残力があり,脈も十分力があって,熱はあるが沈の傾向を帯びたものである。一般雑病のうち炎症と充血のため顔色赤き上衝し,不安焦躁,心悸亢進の気味があり,出血の傾向を有するものを参考として用いる。本方を不眠症として用いるときは,頭がさえてなかなか眠れない。気分が落ちつかず,つまらないことが気にかかる,いらいらする,のぼせる,というようなことを目標にする。高血圧症や更年期障害のときの不眠にこの症がある。


勿誤方函口訣〉 浅田 宗伯先生
 此方は胸中熱邪を清解するの聖剤也。一名倉公の火剤とす。其目的は梔子豉湯の証にして熱勢劇しき者に用ゆ。苦味に堪えかぬる者は泡剤にして与ふべし。大熱有て下利洞泄する者或痧病等の熱毒深く洞下する者を治す又狗猫鼠などの毒を解す又喜笑不止者を治す。是亦心中懊憹のなす所なれば也,又可氏は此方の弊を痛く論すれども実は其妙用を知らぬ者なり又酒毒を解するに妙なり。外台の文を熟読すべし。又外台に黄柏去り大黄を加えて大黄湯と名ずく。吉益東洞は其方を用し由証に依て加減すべし。


漢方と漢薬〉 第4巻 第10号 矢数 道明先生
(前略) 黄連解毒湯は肘後方の傷寒時気温病門に出で,黄連3両,黄柏,黄芩各2両,梔子14枚の4味で,主治は熱極,心下煩悶,狂言鬼を見,起走せんと欲す,煩嘔眠るを得ざるを治す。といふのである。
 此の方は三焦之火を瀉すと云ふて,火を消す薬である,即ち消炎,解熱,清涼の能があり,三黄瀉心湯の類似方に属する。而もその消炎作用が,血中の遊火,残熱余熱を司るものであり,発散によるものではなく,柴胡の和解によるものでもなく,大黄芒硝の瀉下によるものでもなく,石膏の主治する処でもないといふ熱をよくこの方によって治し得らるるといはれてゐる。茲に黄芩は上焦の火を瀉し,梔子は五臓の遊火を瀉すとて,三焦の火を悉く消してくれるといふのである。
 さて外台秘要巻1傷寒門に崔氏が方として本方の記載がある。それによると前軍督護劉車なる者が時疫を得て3日,已に汗して解した。因て酒を飲んだところ復劇しくなり煩悶乾嘔口燥に苦しむ,呻吟錯語臥すを得ず,そこで余此の黄連解毒湯を作らんことを思ひ,方,黄連3両,黄芩,黄柏各2両,梔子14枚,擘右四味切て水6升を以て似て2升を取り,1服を服せしめた処,目明かとなり。両服して粥を進むると。此に於て漸く差えた。余以て凡そ大熱盛んにして煩嘔呻吟錯語眠るを得ざるもの皆佳しと,語り伝へて諸人之を用ひて亦効があった。此れは直ちに熱毒を解し,酷熱を除くので,必ずしも酒を飲んで劇しき者のみでない。云々とあるが面白い記載である。目標としては私は和田東郭翁の口訣に如くはないと思ふてゐる。即ち之を利用すると,
(1)黄連解毒湯は半表半裏の熱にも非ず,又石膏,知母,麦門,粳米の類にて清涼潤燥する肉中の熱にも非ず,又大黄芒硝にて効を取る裏実の熱にもあらざるを云也,解毒湯の的症は日数を経ること久しく,俗に残熱余熱など云ふ位の熱にて,肌表はさのみ熱にてもなく底がつよくしぶくとき熱候を標的とすべし。これを名けてふるびたる熱とは云也。故に日数深からずクワックワッと勢つよき熱には用ゆべからず。且つ老少に限らず肌膚枯燥してかさかさとしたる手当りのものを標的とし,舌候は黒苔にして乾燥甚しきもの標的とすべし,黄苔白苔のものには宜しからず。云々。
(2)然れども此の症実火の症にして虚火の症にあらず,故に満腔上み心下に攣縮し,任脈水分に動悸なく,其の脈沈細,或は軟弱なれども底にしかと力あるものなり。此の脈腹と舌候及熱候とを以て標的とすべし。
とあって、即ち脈は沈細にして底に力あり、腹は心下に攣縮あり,動悸なく,舌は黒苔乾燥(必ずしも黒苔を要せざるものと思ふ),その證としては日数を経てふるびたる残余余熱により煩渇乾嘔眠るを得ず不安,等を目標とするものである。
 又蕉窓方意解に,結毒沉涸して諸薬効あらざるもの奇良軽粉の類を施せども効なきものに用ゆとあるが,先師森道伯先生は本方を以て胎毒による虚弱体質改造薬及諸種の病毒駆逐の根本とした。即ち柴胡清肝散竜胆瀉肝湯,荊芥連翹湯等の基本は四物湯と黄連解毒湯の合方即ち温清飲である。(後略)










【一般用漢方製剤承認基準】
黄連解毒湯
〔成分・分量〕
黄連1.5-2、黄芩3、黄柏1.5-3、山梔子2-3
〔用法・用量〕
(1)散:1回1.5-2g 1日3回
(2)湯
〔効能・効果〕
体力中等度以上で、のぼせぎみで顔色赤く、いらいらして落ち着かない傾向のあるものの次の諸症:
鼻出血、不眠症、神経症、胃炎、二日酔、血の道症注)、めまい、動悸、更年期障害、湿疹・皮膚炎、皮膚のかゆみ、口内炎
《備考》
注)血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
【注)表記については、効能・効果欄に記載するのではなく、〈効能・効果に関連する注意〉として記載する。】


【添付文書等に記載すべき事項】
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用が起こりやすくなる)
次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
〔生後3ヵ月未満の用法がある製剤に記載すること。〕
相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称 症状
間質性肺炎 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
肝機能障害 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
3.1ヵ月位(鼻出血、二日酔に服用する場合には5~6回)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔効能又は効果に関連する注意として、効能又は効果の項目に続けて以下を記載すること。〕
血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
〔用法及び用量に関連する注意として、用法及び用量の項目に続けて以下を記載すること。〕
(1)小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させること。
〔小児の用法及び用量がある場合に記載すること。〕
(2)〔小児の用法がある場合、剤形により、次に該当する場合には、そのいずれかを記載すること。〕
1)3歳以上の幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意すること。
〔5歳未満の幼児の用法がある錠剤・丸剤の場合に記載すること。〕
2)幼児に服用させる場合には、薬剤がのどにつかえることのないよう、よく注意すること。
〔3歳未満の用法及び用量を有する丸剤の場合に記載すること。〕
3)1歳未満の乳児には、医師の診療を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させること。
〔カプセル剤及び錠剤・丸剤以外の製剤の場合に記載すること。なお、生後3ヵ月未満の用法がある製剤の場合、「生後3ヵ月未満の乳児」をしてはいけないことに記載し、用法及び用量欄には記載しないこと。〕
保管及び取扱い上の注意
(1)直射日光の当たらない(湿気の.ない)涼しい所に(密栓して)保管すること。
〔( )内は必要とする場合に記載すること。〕
(2)小児の手の届かない所に保管すること。
(3)他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
〔容器等の個々に至適表示がなされていて、誤用のおそれのない場合には記載しなくてもよい。〕
【外部の容器又は外部の被包に記載すべき事項】
注意
1.次の人は服用しないこと
生後3ヵ月未満の乳児。
〔生後3ヵ月未満の用法がある製剤に記載すること。〕
2.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)。
2´.服用が適さない場合があるので、服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
〔2.の項目の記載に際し、十分な記載スペースがない場合には2´.を記載すること。〕
3.服用に際しては、説明文書をよく読むこと
4.直射日光の当たらない(湿気の少ない)涼しい所に(密栓して)保管すること
〔( )内は必要とする場合に記載すること。〕
〔効能又は効果に関連する注意として、効能又は効果の項目に続けて以下を記載すること。〕
血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。